2013年06月21日

6/25・13:30〜「愛知県発!障がい者ホーム設置基準:規制緩和等について」学習会の巻き

ホームが増えないと老障介護が悲惨な状況に!(>_<)

さりとて、ホーム作ろうとすると、建築や消防の規制厳しすぎて出来ないし・・・

ということで。団塊世代の障がい者の親の介護負担が限界を迎えつつあるのに。
地域生活の基盤となるグループホーム・ケアホームは増えない訳です。

で。地域生活推進を唱えて来た人達までが。
入所施設を作りやすくしようという運動始めちゃったり・・・

以前このBlogでもんもんと書いたような状況が起こり・・・

「このままでは老障介護まっしぐら!の巻き」 

http://hiromoto.seesaa.net/article/293569245.html

いかん!このままではいかんのです!

で。愛知県では、関係各方面の方が知恵と想いを集約して。
ホーム設置の規制緩和(200u以下は一般住居扱いへ)が出来ないかと動き始めました。

地方分権一括法という法律で、福祉施設の設置基準が都道府県事務になったとのこと。
だったら、国がダメだということでも、愛知県として必要だと認めたら出来るのではないかと。

大村秀章愛知県知事は、特区制度の活用など規制緩和で活力のある愛知県を
目指していますので。

このホーム設置基準の愛知県ルール作りに関して、とても理解ある対応をして下さっています。


愛知県の福祉関係者の皆さん!地域福祉が大きく進むチャンスなのです!


で。県民全体で、この想いを共有し。今後この方向性に関してパブリックコメントなども
必要になって来ますから、その時、大きな声がみんなで上げられるように。

規制緩和して、障がいのある方にとって危険な状態が起きたら本末転倒ですから。
防災への知識向上と避難態勢の確保などが大切になって来ますから。


緊急研修会「障がい者グループホームの防火安全対策について」


を障がい者の地域生活推進を願う人達で集まり開催することとなりました。

日 時:平成25年6月25日(火)13:30〜16:00

会 場:愛知県社会福祉会館(4F)第1研修室(名古屋市中区丸の内2丁目4−7) 

基調講演:「障がい者グループホームの防火安全対策について
                    〜規制緩和と総合的な安全の確保〜」

      大西一嘉氏(神戸大学大学院工学研究科准教授)

パネルディスカッション:「なぜ今、CH・GHの規制緩和を検討しているのか」

      八木 京子氏(愛知県健康福祉部障害福祉課)
      山田 優氏(日本グループホーム学会代表)
      渡部 等氏(社会福祉法人愛光園まどか施設長・知的障害者福祉協会)
      戸枝 陽基氏(社会福祉法人むそう・日本地域共生協議会)

参加費:1,000円

主 催:愛知県知的障害者福祉協会地域支援部会
    愛知グループホーム連絡会
    日本地域共生協議会


緊急研修会「障がい者グループホームの防火安全対策について」.pdf

愛知県庁の中に建築・消防・福祉が横断的に集まるホーム設置基準に関する検討会が
出来ました。

その様子を県庁の方に報告頂き、さらに、有識者の方に建物の基準でしばらないとして、
どのように「防災福祉」を障がいのある方に提供したらいいのかを教授頂きたいと思います。

どなたでも参加可能ですので、ビシビシ、ご参加下さい。


愛知県は、大きな県ですので。
同じような規制緩和をした福島県や鳥取県を見習いながら、より大きなインパクトを与えて。

日本中で、地域生活が進むための起爆剤になれるといいなぁと強く思います。
posted by toeda at 18:52| 愛知 ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | 日本地域共生協議会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする