2008年12月23日

ぬぅわぁ!怖いことなってる!の巻き

最近。僕に対する誹謗中傷が多すぎる。。。

って。受けるようなことを言ったりしたりしているからね。

先日行われた自由民主党の障害者自立支援法に関するプロジェクト
チームの関係団体ヒアリングでの僕の発言が問題だと。

ビラに書かれて全国で撒かれているらしい。(−◇−;

自民党PTでは、全日本手をつなぐ育成会が当事者団体として。

昼間と夜の支援を分けるということを望んでいるので、入所型の旧体系
施設が経過措置延長などで今の支援のありようのままにならないよに、
きちんと新体系に移行するよう指導して欲しいということと。

日割りは利用者にとって、サービスの選択権を保証するものなので、
堅持して欲しいという要望をしてくれました。

それを受ける形で、僕としては。

支援費制度の破綻を受けて、早急に制度化したために様々な問題がある
自立支援法だったが。

それでも新体系に移行した3割の事業所は、自立と共生の社会を目指す
という自立支援法の理念に共感し、力強く進めていくという立場で自分
達がこの改革を実践によって進めたいいう心意気で移行したのだから。

今回の介護報酬アップは、新体系事業所に厚く配慮することで、その
事業所達の心意気に応えて欲しいと言いました。

旧体系に留まっている施設には、移行へのハウツーなど情報が届いて
いない施設があるので、その施設には自立支援協議会や相談支援体制
の強化で情報提供をして欲しいし。

そうではなく、意識的に旧体系に留まっている事業所は、改革の抵抗
勢力なので、厳しく対処して欲しいと話しました。

新体系を厚く旧体系を厳しく処遇し、移行に必要な情報提供をしっか
りとした自立支援協議会・相談支援体制の構築によって行うことが、
より早くこの改革を実現する道だと説きました。

きちんと。旧体系より新体系に移った方が報酬が増えるという形に
しないとダメだと言うことです。

さらに、多くの障害団体がたくさんの議論を重ねて合意したのだから、
社会保障審議会の答申を大きく外れるような方向性で今後の見直しが
進んだりしないよう念を押しました。

また、精神障害の方々を始めとした新たに増えていく福祉の利用者の
増加を考えると、介護保険活用や消費税の福祉目的化など、新たな
安定的な福祉財源をきちんと確保するよう検討して欲しいと言いました。

さらに、障害者の社会参加に併せて、それを護る障害者虐待防止法の
早期成立は不可欠だとお願いしました。

多くの議員が共感してくれている手応えでした。

ダメですかねぇ?僕は思っていることを言ったまでですが。

新体系=改革派 旧体系=改革抵抗勢力

この分け方が乱暴過ぎましたかね。反省。

でも。申請書類もはっきりしない、会計の仕方も解らない中、新体系に
移行し、まさに実践をもって、自立支援法を改善してきた方々を大切に
処遇するのは当然だと思います。

与党の決めたことに抵抗しかせず、実践家なのに傍観しかしなかった
人達が厚く処遇されたりしたら、それこそ、この改革は終わりです。

そういう動きがあるので。強く牽制しました。

僕は障害者自立支援法こそが、日本の地域福祉を開いていく大きな歴史
的転換点になると信じ、支持してきました。

来春、5.1%介護報酬が上がります。

介護保険が3%ですから。障害福祉の報酬がもともと低かったとはいえ。
このご時世に。この改訂幅は、本当に有り難い。

1億円予算の事業所で500万報酬アップですから。常勤ひとり雇える!
これで、少しはまともな支援ができるようになりますよね。

そもそも。自立支援法の方向性は、成立時に反対運動していた学者達も
次々にその中身は間違っていないと言い出しているように、地域福祉に
日本の障害福祉を転換し得る中身になっていることが確認されてきました。

問題は、利用者負担や報酬単価の低さ。こちらは、自立支援法という
より、その背景にあった、社会保障費総額の抑制に問題の本質があった
と僕は考えています。

経済財政諮問会議ですよね。問題の本質を生んだ人達は。
大熊由紀子さんのHPに、当時の厚生労働大臣だった尾辻さんが回顧して
話している文章があります。それを読むと、わかると思います。

◆尾辻秀久さん:経済財政諮問会議(の4人の民間委員)は、経済
そして財政至上主義者でありますから、社会保障費を削れ、削れの
一辺倒であります。2002年から2006年までの5年間で、1兆1千億削れ、
と、こういうふうに言ったのであります。

http://www.yuki-enishi.com/enishi/enishi-2008-01.html

障害者自立支援法はまさに、この社会保障費削減の波の1番悪いタイミ
ングで動き出さなくてはならなかったのが不幸だと思っています。

そしてそれが、やっと麻生内閣で、国民の「生活主体!」という叫びに
押される形で、見直されることになったわけです。

そういう意味では、自立支援法の賛成派が地域志向の仕組みを作り、
反対運動がそれを進めるための財源を政府に迫り生み出させたと言える
のではないでしょうか。

そう考えると。誰もが、意味のある動きを大きなうねりとしてしたん
だと。そう考えるとことができるし。

そう総括して。障害団体がみんな、過去の経緯を越え、障害者の未来の
ために手をつないで歩き出さなければならないと思います。

目指すのはノーマライゼーション。そこはみんな一緒。
そう信じていますし、そうであれば、一緒に歩けると思います。
posted by toeda at 15:12| 🌁| Comment(10) | TrackBack(0) | 福祉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私の事業所の半数は既に新体系に移行済ですが、支援法には反対です。

支援法に反対している理由は、簡単に述べれば応益負担と報酬単価の低さ。

応益負担が応能負担に見直され、報酬単価が増額される見通しが定まってきたのは、与党のおかげでも自称改革派のおかげでもなく、反対を貫いてきた当事者団体と事業所と社会保障費の抑制を憂う国民の功績。

支援法の詳細も示されないうちから法案の成立に加担した軽率な自称改革派こそ、障害者の地域生活を実現する為の予算を大幅に抑制させる結果を招いた。

支援法に反対している人を抵抗勢力と罵り、今尚、自らの軽率さを恥じることもない。

新体系に移行しないのは移行できない某かの事情があるから。移行せざる負えなくて移行し、苦しんでいる事業所も数多くある。

「制度の周知が図られていないから新体系に移行しない。」今どき、こんなことを平気で言うのは厚労省の役人だけだと思っていました。

職員の人件費を大幅に抑制し、支援員は年収300万円。理事長は法人の役員を兼務して一千万円を越える年収。こうゆう改革なら、自称改革派を唱える理由がわかります。

ケアホームの設置基準や職員配置が脆弱であるからいつまで経っても入所施設からの移行が進まないだけ。

Posted by 書き過ぎたか at 2008年12月24日 02:32
自立支援法の理念であるノーマライゼーションを実現していくためにどうしたらよいかという方向に向かないといけないと感じています。
そういう意味では今は過渡期・・踏ん張って、利用者の方々が選択肢をもって、ひとり一人の生活スタイルをサポートいくというものを実践する側がモデルをたくさん作っていく。
旧法ではそれは難しかったわけで・・いつも理念に立ちかえっていかねばと思っています。
私自身は入所施設出身で措置時代からの流れを知っている身としては、利用者の方々からみたらけっしてわるくない制度になっていると思うのです。
戸枝氏の主張は一貫していて、私自身は勇気をもらえます。ノーマライゼーション社会実現に向けて、地道に、真摯に取り組んでいきたいと思います。
Posted by ゆんたパンダ at 2008年12月24日 10:38
 私たちは戸枝さんのお話から勇気をいただき前へ進んでおります。ひとつ気になるのは、報酬単価がアップするといってもそれは支援法のことのみでは。実際に障害者のかたがよく利用するのは移動支援と日中一時支援ですが、地域生活支援事業は自治体任せなので国は関与しないということでは、収入アップに直結しません。そこのところは進言してくださってますか?
Posted by M at 2008年12月25日 00:33
自立支援法への賛否は避けますが。
自立支援法が生まれたことで、確かに障害者福祉に関わる人たちが一つのことに向かっていった。
自立支援法が生まれたことで、事業所がニーズに応える形に理由はどうあれ変わろうとした。
自立支援法が生まれたことで、初めて地域と言うところの目が向いた。
確かに、政策的にも財源的にも十分とは言い難い法律だと思います。
ただ、支援者が一つのことに注目したという事実はすごく大きな事だと感じます。
内々で自己満足的な取り組みをさまざまな団体がしていたと言うところから、賛成・反対どちらにしろ、一つのことに向かったという事実。
支援法だろうが措置だろうが、支援を必要としてる人に届けないといけない支援は変わらないと思います。
せっかく地域の資源と言うところに注目が集まったことは大いに活用し、よりよい支援が届けられるように運動し・・・ということを学ばせてもらいました。
Posted by こおめい at 2008年12月25日 11:58
書き過ぎたか様>書き過ぎとかじゃないでしょ。
名誉毀損で訴訟もののただの誹謗中傷でしょ。

あなたの書き込みは間違いだらけだし。

障害者の福祉予算自体は、自立支援法で大幅に伸
びています。

単価も、重度障害者の施設支援は上がっています。
増収になった施設もかなりありますよ。

障害程度区分の低い人をたくさん抱えている事業
所は確かに減収でしょう。

精神障害者の利用見込みが予測できない中、まず、
この単価で施行してみたという厚生労働省の立場
をいいとは言いませんが、理解はできます。

その間のために経過措置があるじゃないですか。

制度の周知が図られていないと言っているのも、
連日、たくさんの方が新体系移行などの相談に
人が訪れる私の周りだけでしょうか。
そうとは思えませんがね。

1千万、3百万って、私とむそうのことですか?
私はむそうも含め、契約制で働いています。
病気になれば何の保証もない、個人事業主です。

講演・講義・執筆・研究などの活動併せて、昨年
度の確定申告で1千万の売り上げがありました。

電車代・ホテル代・その他経費で3百万超。

課税所得は650万ちょっとでした。

自分では。むそうのためにも週40時間以上ちゃん
と働き、その他の活動も休みも取らずやって、
それで6百万円台の所得。

少ないとも多すぎるとも思いません。
もっと、質も量も低い仕事でたくさんの給与所得
をもらっている人はいくらでもいますよね。

むそうの利用者も職員も私の契約給与
も働き方も合意しているのですから。

他人にとやかく言われたくありません。

むそう職員の給与に関しても。
先日行われた障害者施設の経営実態調査での常勤
職員の平均給与が約3百万でしたよね。

うちは。契約の常勤職員を含めても平均でそれ
位払っています。
正規職員は、経営実態調査の全国平均を上回る
給与をもらっています。20代が多いのに。

人手も。普通の施設より置いています。

ケアホームの単価、今回見直されます。
それに対して。あなたが何をしたんですか?

反対派とか賛成派とかというカテゴリー分け自体
ナンセンスだと思いますが。

反対を貫いてきた人達の功績だけで、報酬単価が
上がったと本気で思っているなら、まったくの
政治音痴ですよね。

正しいことでも。政敵に利益のあることはしない。
それが政治ですから。

だいたい。人を批判するなら、名前を明かしなさい。

仮にあなたの言っていることが全面的に正しいと
しても。

やっていることは。闇夜で覆面して人を殴ってい
るのと同じです。

このBlogは私との関係を前向きに楽しむ人との場
所だと前置きしているじゃないですか。

私が嫌いなら。無視して下さい。お願いします。

今後は。根拠ない不快な書き込みは無条件に削除
します。
Posted by とえだ at 2008年12月25日 18:15
ゆんたパンダ様>過渡期。まさにそうですよね。

自立支援法が良いか悪いか。それは数十年後にし
か評価できないと思います。

ひとつだけ確かなことは。未来は自分達で作れる。

僕は。自立支援法にして良かったという未来に
向かって動いているだけです。

M様>移動支援を個別給付に戻すのは至難の業
ですよね。法律上も政治的にも。

ただ。個別給付である移動支援。
行動援護の拡大はできますよね。

対象は。とりあえず、特別対策で8点になったと
して。

利用時間の拡大と。発作やパニックが街の中で、起こったときのバックアップ体制を事業所に置い
ておけるような単価の見直しを厚生労働省にも、
政治にも、ネットワークとして強く求めています。

こおめい様>本当に。そう思います。

障害のある方の暮らしが、その支援がこのままで
いいのか。それが問われた。

そのこと自体に。大きな意義を感じますよね。

どんな国も。施設支援中心から地域支援中心に
転換する時には。大きな議論と混乱がありました。

日本が。その前向きな転換点にいることを信じた
いといつも思っています。
Posted by とえだ at 2008年12月25日 18:41
戸枝様
遠くでいつもお世話になっております。
私はいち市の職員でありますが、この自立支援法の施行で行政職員の意識も大きく変ったと思っています。
私は措置という名の恐ろしい制度から支援費、今の自立支援法まで市職員として関わってきましたが、いまが一番本人さん、保護者さんたちとの関わりが持てているような気がしています。
自立支援法もどこか無理やりにはじめさせられた感は否めないとしても、今となっては自立支援協議会をはじめ、相談支援専門員等手放せない強力なシステムが自分の市でも出来つつあります。
国、県から発信される情報や変化する各種手続きに追われ、また勉強する意欲もない自分では政治的なことは全くわからなくてお恥ずかしいのですが、またゆっくり戸枝さんのお話を伺いたいと思っております。
今後の福祉に関して、支援する方の理念、意欲だけで支えるものでなく、介護報酬があがることにより、安定して継続した支援が行われるようになっていくといいと思います。世間知らずが震えながら書き込みました。今後ともよろしくお願いいたします。
Posted by うちまた at 2008年12月26日 09:22
お世話様です。

今回の改正にご尽力、お疲れ様でした。

まぁいろいろとあるでしょうが、新法ってがんばる事業所が報われるようになってきてますからうれしいですね。
それに利用者のサービス利用の観点から見ると飛躍的に良くなっているのに。なんでわからないかなぁ。

私の法人は自立支援法施行と同じ日にスタートしましたが、当時は「こんな時期に法人立ち上げておかしいな奴」とさんざん言われましたが、
私にはこんなチャンスはないでしょ、しか思えませんでした。
先を見る経営ができない事業所はこのチャンスを生かせなかったんでしょうね。

先日厚生労働省より、問い合わせがあり、省内の会議でモデルとして一部分を使いたいとのお知らせが。あ〜もうすぐ30才、20代で全国デビューしたいっす。
Posted by 39 at 2008年12月27日 14:26
はじめまして。 広島の無認可作業所に通所する精神障害当事者です。 私の通う作業所でも、新体系への移行をめぐって職員、保健師、運営委員、メンバーみんなが右往左往しており、私もちゃんと勉強しなくてはと思っております。 戸枝さんの言われる、支援法施行当初は反対運動をしていたが、今では法の方向性は間違ってなかったと言われている学者さんとは、どのような方がおられるのでしょうか。 教えていただければ幸いです。
Posted by こなまず at 2009年01月10日 12:58
戸枝さんの怒りのコメント、スカッとしました。

事業所の人はともかく、
当事者がデモまでして反対する人がいるのが理解できません。
ほんの数年前まで、地域生活に援助なんて何もなかったのに。
どこに行くのも親子べったりだったのに。
ヘルパーもいなくて、親が事業所たちあげて、
高いお金でヘルパー利用して、大変な思いしてたのに。

戸枝さんたちのおかげで
ほんとにいい時代が来た、と喜んでいます。
Posted by 浩美 at 2009年01月22日 00:42
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