2009年10月12日

むそうはケアホーム充実モードやからの巻き

「行動援護ハウス」を研究しています。

行動障害とか。こだわりとか。いろいろある人でも。

グループホーム・ケアホームで暮らせるようにしたい!

むそうとしても。大きな課題なので。

国の研究として、研究費をもらい。大手住宅メーカーと提携して。

「行動援護ハウス」なるものを、2月のアメニティーフォーラムで
提案しようと。今年研究を始めています。

北海道に。行動障害のある自閉症の方を。なんと23軒もホームを作って
支援している社会福祉法人があり。昨日まで3日間。見学して来ました。

社会福祉法人はるにれの里HP http://www.harunire.or.jp/

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テレビは見たいけれど。壊してしまう可能性がある方は。
このように、透明なテレビボックス。ビルトイン!

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台所は。住人の様子を見ながら食事準備ができるように、対面キッチン。
必ずドアがあって。台所自体には入れないようになっています。

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台所の奥に。冷蔵庫があるのですが。
食べ物があることが刺激になる人のために。鍵付き収納にinです。

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さらに。水で遊んでしまうとか。飲み過ぎてしまう人には。
普通は床下にある水の配線を収納にあえて出し。
ここで集中管理できるようにしてあります。

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パニックがあったり、そもそも狭い暗い空間が必要な人には。
カームダウン(落ち着くための)部屋が初めから作ってあります。

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上から見えていても。普段は、横から見ているので、囲いがあって
見えなければ、それだけで関わりを少なくできる。(^.^)

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こちらは、視覚支援です。部屋を自分できれいにしてね!カード。

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お祭りで食べ過ぎちゃダメよの合意形成視覚支援。
何品食べると、お腹が痛くなるのかということで食べ過ぎを防ぎます。

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この方は、剃刀持つと、いろいろ剃っちゃうのだとか。。。
むそうにも、居たわ。こういう人。こうやって説明するのか。!(^^)!

行動障害は環境適応不全による2次障害。

自閉症の症状とかじゃない。周りが彼らを不安定にしている。

はるにれの里に行って思ったのは。

まずは。人の支援をきちんとしないといけないということ。

日本中に、正しくティーチプログラムを学んだ専門家を配置し。

子どもが自閉症だとわかったら、すぐにその人が家庭にまで入り。
家族と一緒に、障害の見たてをして、支援を組み立てる。

はるにれでは、それを療育ヘルパーと呼んで派遣しています。

行動障害の人にアプローチをしながら。
そもそもそんな状態にならないように、予防に力を入れています。

また、そうは言っても思春期以降、混乱してしまった人への。
立て直しを含めた支援の方法とそれを支える人的支援の養成が必要です。

さらに、環境的整備の方法を、学術的に明らかにすること。

自閉など行動障害の人、精神の人、認知症の人。
認知3障害と呼ばれる人達の住宅的配慮の研究は、皆無な位遅れています。

皆。閉鎖型施設に、病院に送られてきたから。

地域で暮らすためのノウハウが。商品が開発されなかったのでしょう。

これを。この研究で少なくとも必要性だけでも。日本中に提案したい。

「ここは。入所施設ではやれなかった人達のホームです」

はるにれの里の人達が何気なくホームの入り口で呟いた言葉です。

いろいろな過敏性を持っている人達が。大人数の暮らしで。
どれほどの苦痛と恐怖を味わったでしょう。

行動障害があるから、入所施設しかないではなく。
不適切な環境にいるから混乱している、としてどうするのか。

それを日本中に問いかける。はるにれの里の実践。圧巻でした。

12月に。大嫌いな飛行機に乗り。ノースカロライナ州アルバマーレに。

アルバマーレ紹介:
http://www.kawasaki-m.ac.jp/mw/exte/teacch2007albemarle.html

13時間。13時間。13時間フライト。。でも、行く。。(/_;) たぶん。

飛行機怖い。怖い。怖い。。。。。。

ドーン・アレンにも会えるようです。

ガッチリ勉強して、来年。半田に「行動援護ハウス」建てますよぉ。
むそう利用者の皆様。乞うご期待。


posted by toeda at 21:36| 🌁| Comment(5) | TrackBack(0) | 社会福祉法人むそう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 ご存じかも知れませんが、京都の相楽福祉会が、けっこうな行動障害の方(精神も含めて)のグループホームを確か、日本財団の補助でたててますよ
Posted by とみた at 2009年10月12日 22:25
 すいません。さっきのコメントきれちゃいました。
 住まいの話。2009・8の「手をつなぐ」に特集されてましたよね。
 ハードの工夫と逆に五十嵐さんの文のように「だれと一緒に住むのか」という話と。
 ハードの話ばかりが先行すると、入所施設となんだかわりのない議論になっちゃいますよね。
かねあいが難しいところですが・・・。
Posted by とみた at 2009年10月13日 08:35
とみた様>そうなんですか!知らなかった。(+o+)

相楽なら、一日あれば行けるのでおじゃましたいな。

廣瀬さんにも、久々にお会いしたいし。

ハードとソフトの話は。

基本的に、正しい障害理解があり。

その環境整備としてのハードとソフトと思っています。

今の入所施設は。障害理解ができていなかったの
で、あの建物とあのサービスなのだと。

そう理解して進めています。
Posted by とえだ at 2009年10月13日 13:15
あ〜、きちんと勉強せねば…。

今は、言葉にしたり説明ができない状態で
経験から行動障害に対応で来ちゃってるからなあ。
説明できんとねぇ…。
うるさいおばさんたちなかなか黙ってくれず、
更なる行動障害を誘発してくれるからなぁ。
(ちょっとだけティーチみたいな感じで)

なぜか、僕らの責任として擦り付けてくれるからなぁ…。

うん、勉強しよう。
Posted by こうろぎ at 2009年11月01日 22:23
こうろぎ様>本当に。この世界は二極分化。

化石のように変わらない人達をしり目に。

福祉支援のイノベーションは確実に起こっています。

ついていこうと思うと。大変ですわね。(-"-)
Posted by とえだ at 2009年11月12日 18:49
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