2011年08月11日

大震災:自閉っこ家族のサバイバル:ぶどう社:の巻き

東日本大震災で自閉っこ家族は、どうなったのか?

思えば震災から、今日で5ヶ月ですね。びっくりハイスピードで震災本が。

ぶどう社から出ました。

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「大震災 自閉っこ家族のサバイバル」 高橋みかわ 編著

本の紹介HP http://www.budousha.co.jp/booklist/book/sinsai.htm

高橋さん自身が自閉っこの息子さんを抱えて仙台で被災。

本には、今回、津波でとりわけ広い範囲で甚大な被害を被った。

石巻の自閉っこ家族の様子も丁寧に描かれています。


自閉や発達障害の子どもさんがある家族の方は、ぜひ、読んで頂きたい。

震災がいつどこで起こってもおかしくない日本ですから。

頭の中ででも。この本を読んで震災時をシミュレートすることが。

来る災害に備えることになるでしょうし。

いざという時に、大きな筋道を見せてくれるように思います。


地域生活支援を生業にしている福祉の人達にも。ぜひ、読んで頂きたい。

被災時に。僕達は、この家族に何をしてあげられるのか。

というより。

何もしてあげられないくらい、事業所も混乱するとして。

障がいのある方の家族が。

地域社会に、隣組に支えられるようなソーシャルワークをしているか。


サービス漬けにして。

障がい者の家族同士の支え合いや。

地域社会の包括的に障がいのある人も一緒に生きようとする力を削いでないか。

じっくり。じっくり自己点検をしないとダメだと思いました。


この本読んで、つくづく思うけれど。

地域支援事業所とか。相談支援体制とかが。

障がい者の暮らしをすべて包み込むなんて妄想だ。

火事場では、とりわけ、無理だ。

近くの隣人に。障がいのある彼ら、彼女らをいかに日常的に知ってもらうか。

それが、1番の防災対策だとして。僕達福祉の人間は、何ができるのか。


行政や政治を生業にしている人にも。ぜひ、読んで欲しい。

自閉症、発達障害と言われる人達が被災した時のこと。

あなたの担当する行政区の防災計画は。

きちんとその障がいを理解して想定してますか?

この本を読んで。

さらに、認知症、精神障害なども含んだ目に見えない障がい者の防災対策を。

今一度、再点検して欲しいです。お願いします。


僕自身。被災地に行って。

この本に描かれているような人達が。

福祉という支援のネットワークから抜け落ちていると感じて。

どうしているのか。どうしているのかと。案じ続けていました。


やっぱり。地域支援なんて届いていなかったのかという落胆と。

その状況での地域力、家族の絆パワーの凄さへの感動と。

環境適応に障がいがあると言われている、自閉っこ達の。

彼らなりの必死に生きようとした底力への愛おしさと。


そういうものを。僕は、この本から感じ取りました。読んで良かった。

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posted by toeda at 21:02| 愛知 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 東日本大震災 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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