2012年08月20日

さよなら夏の日、さよなら戸枝家の巻き

お盆は、4日ほど、休みを頂いて。

故郷、群馬県の太田市に行きました。


実家を継いだ戸枝家7兄弟の末っ子が。メデタク結婚。

その都合で。実家に住まないことになり。継ぐ人も特にないので。

実家を壊し。更地にして、売りに出すことになりました。ということで。

実家の見納め。さよならを言いに。

両親が死んでから。2人がいないことを確認するのが、なんか嫌で。寄り付かなかった実家へ。

toedake2.jpg

大工だった親父が建てた。トタンの外壁、平屋の小さな粗末な家。

よく、この家に、7人兄弟と両親、9人が住んでいたよなぁと。しみじみと思いました。

長淵剛の歌で、「LISENCE」ってのがあるんですが。家にいる間、ずっと頭の中に流れてて。

「バラック小屋にぃ〜♪ 9人ぐらしでぇ〜♪ とてもしあわせぇ だぁったぁあぁ〜♪」

toedake1.jpg

汚い台所。昔は、これよりもっと汚かった。ゴミ屋敷ってやつ。そういう家だった。

それでも。9人が毎晩集まり。一日それぞれに出会った出来事を語り合い。楽しかったな。

両親が死んで。家が無くなり。もう、戻れないんだなぁ。本当に。


ぶどう社さん http://www.budousha.co.jp/ から、本を出すことになりそうで。

僕の福祉をやっている動機は、この家にいた頃のことが動機なので。

曖昧な記憶を整理して、一生懸命、その頃のことを考えていたところで。

このタイミングで、家がなくなるのは。本当に人生の節目なんだなぁと。そう思います。


次のステップに。前向きに行けるように。

ぶどう社の本を書くことで。しっかり、総括しようと思います。


家を最後に出るとき。もう、この家に会えないんだなぁと思ったら、やっぱり泣けてきて。

玄関で1人、深々と頭を下げて、お世話になりましたと呟きました。


もう、帰るところがないんだなぁ、俺。

最近、知多にもずっといるのかなぁと思うし。もう、必要ないんじゃないかと。

本当に。根がない人生になりそうな気がします。

まあ。その時々で、自分を大切に思ってくれる人がいるところで、生きて行くだけですな。

そして、のたれ死んだところで。終わればいいや。
posted by toeda at 01:54| 愛知 ☀| Comment(9) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
う〜ん・・・。

「いいね!」だけど「のたれ死んじゃだめです!」です。
Posted by ながた at 2012年08月20日 02:26
根が表面的になくなっても、その根っこが戸枝さんの生き方や考え方なんだなあって知ることができました。私の育った家は、ずっと前に他のは人がすんでます。ふと、見に行くことがあります。お盆休み 、写真をとれて、胸に刻んで、寂しいけど、よかったですね。
Posted by 勝部麗子 at 2012年08月20日 06:48
群馬に帰ってきて。
戸枝さんを必要としています。ほんとに。
「生ききって、野たれ死に」は私の理想。
Posted by 堀越美妃 at 2012年08月20日 08:20
ながた様>大丈夫です。だらだらやってますから。

あ。おめざ、ありがとうございました。

勝部様>そうかぁ。他の人が実家に住んでいるも、
パターンとしては、ありますよね。

何か、それはそれで、複雑ですね。(^_^;)

勝部さんが、今の時代の豊中ではなくて。

あの頃の太田市で仕事をしていらしたら。

ぜひ、あのごみ屋敷を。

何とかしてもらいたかったですわ。(T_T)

堀越様>うーん。むそうが出来たときに。

おかんが、強く、ひろもと帰ってきてと言って
いたら、間違いなく、群馬に帰ってましたね。

社会福祉法人になって。もういいかと思ってましたし。

母も相当、調子が悪かったですから。

そんな話し合いをしているうちに逝っちゃいましたけれど。

群馬もぼちぼち、地域生活支援を頑張る事業所が
出てきましたよね。

そうかぁ。

僕の定義における。在宅支援事業所しかないか。

もう、一頑張りっすかね。

とりあえず。今僕がふるさとに出来ることってことで。

10月に。吾妻郡に講演に行きます!
Posted by とえだ at 2012年08月20日 18:41
 戸枝家には、一度しか行ったことがないですけど、強烈なインパクトは、20年以上経った今でも残っています。
 だけど、あの家が無くなってしまうのは、なぜか、私自身も確かに寂しい。
 私は、しぶとく群馬県桐生市で生きていくし、一部太田市を拠点としている活動もしています。
 気が向いたら、群馬の東毛地区にもゆっくりしに来て下さい。気長に連絡を待っています。
Posted by 市川ちく at 2012年08月20日 21:41
ほぼ10年越しに市毛さんへの想いに答えられるのですね。
よかった、出版されるのを楽しみにしています。
Posted by naito at 2012年08月21日 11:54
市川ちく様>そうか。あの家を知っているよな。(*^。^*)

なかなか、群馬にもご縁がなくなって行くかもだけれど。

故郷なので。大事に想っていきたいと思います。

naito様>そうです。想いに応えるのです。

お世話になりっぱなし過ぎなので。

頑張らないとです。

って。ことが、わかるnaitoさんってすごい。
Posted by とえだ at 2012年08月26日 18:02
いろんな場面でなんどもお聞きしたとえださんのルーツはこの家だったんですね。根なしと感じるのは、とえださんのことを世界中で待っている人がいるということなのかもしれませんね。本の出版たのしみにしています。
Posted by だんづか at 2012年08月29日 17:29
だんづか様>伝説のとえだ生家。

僕がビックになったら、保存の動きもあるでしょうか。

って。あるわけないか。(^_^;)
Posted by とえだ at 2012年09月03日 14:10
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