2013年01月18日

ホーム(共同生活介護)が完成しました!の巻き

3軒同時進行のホーム新設が引き渡しになりました!

本当に、出来るのかなぁと。僕ですら実は弱気になったことも・・・


弱音など吐けぬのが経営者の辛いところですが。

東京の新規事業所作りを墨田と世田谷でしながら。

愛知では、ホーム3軒同時に改修新設のために動かしていて。

本当に。一時期は、寝るタイミングが上手につかめないって感じで。

幹部スタッフ達、殺気立ってくるし・・・


女子には甘い物。男子には気合いを配りながら。

何とか乗り切ることが出来ましたね。


知多市つつじが丘は。名前は「ローズベイヒルズ」

将来自立生活を目指す人達のアセスメント機能付き。

東海市・知多市・常滑市の方などに期待されていた。

生活支援センターあっとの北部への展開。

東海市の方なんて、小一時間掛けて半田のむそうまで来て下さっていましたが。

やっぱり、緊急時にすぐに誰かが駆けつけてくれる安心感を配るとなると。

車で30分位までが限界で。

むそうが、むそうを熱く支持して下さる皆さんのお近くに行くしかなくて。

やっと、やっと。知多市に生活支援センター&ホームを構えることが出来ました。

home3.JPG

こんな概観。3LDK×3ユニット×2階という間取りのアパートを。

5LDKと4LDKに上下とも切り分けて。

片っ方が生活支援センター。片っ方がホームということになりました。

home4.JPG

中はこんな感じ。もともと普通のアパートだったので。

ひとつひとつの部屋が独立した形になっていて。ふつうにアパートです。


以前、あるむそう利用者のお母さんに言われたことがありました。

「戸枝さん、うちの子が障がいがあるとしても、普通の大学生や若者が住むような
素敵なアパートのような所に住ませたいのよ」

「むそうがいつか、いろいろなホームを作る体力が出来たら、アパートタイプの
ホームを作ってくれないかな。私の夢なの」

そのお母さんの障がいのある娘さんが、先日、このホームを内覧しました。

いつもは、会うなり、僕の背中をば〜んと叩いて、その時のむそうの不満を延々
言い続けることが多いのですが。(^_^;)

この間は、いつもと違い。会うなり、姿勢を正し、深々と僕にお辞儀をして。

「ありがとう。本当にありがとうね。あんなきれいなホーム・・・」

と言ってくれました。

「とえださん、やる時はやるね!やればできるじゃん!」とも・・・

普段の俺をどう思っているんだ?・・・(-_-)

まあでも。やっぱり本人からのお褒めの言葉が1番、起業家冥利に尽きますね。


その横で、お母さんも笑ってお辞儀していたので。

「だいぶ時間が掛かっちゃいましたけれど。お母さんの言葉を片時も忘れず。
きちんと形にしましたよ。気に入ったでしょ?」

と「テヘペロ」顔になりながら、お伝えしました。


こういう瞬間の満足感を大きくするために。

ストイックに自分を追い込む地域福祉マニアな自分が好き。ちゅ。


半田市天王町は。名前は「星名池テラス」

むそうの。生活支援センターが1階に。3階が法人本部事務所。

その間の2階がホームに。

home1.JPG

バリアフリーにも対応したので。1階から2階に上がる椅子型リフト付けました。

利用者さんの気持ちで何でも体験がモットーの世話人:樋口大地。

リフト一番乗りでございます。

home2.JPG

中はこんなテイストです。

もともとがらーんとした会議室だったので、間取りなどはかなり自由度がありました。

ここは、冷蔵庫などにアクセス出来ると困る人が入居予定なので。

対面キッチン型ボックスの台所にしました。

洗面台もひとりにひとつずつ。トイレも待てない人がいるので並んで2個。

そういうことが。ふつうの家と同じではダメになってくる訳です。

何より、ここは防音ががっちり。壁もドアもかなり工夫しました。

これで、刺激が減って。いい夢を見るくらい。みんなしっかり寝られるといいな。


この「星名池テラス」。

1階で、児童デイサービス、ショートステイ単独型(4人定員)、ヘルパーステーション、
    地域生活支援事業関連サービス、レスパイト機能。

2階で、4人×2ユニットのホーム。

3階で、法人本部機能。

ということになりました。

「ローズベイヒルズ」は。その法人本部機能がないバージョンで。

他の機能は一緒ですし。半田市では何ともならない。

相談支援の委託を。知多市か東海市がして下さると。

さらに理想型に近づけると思うのですが。難しいかなぁ。(^_^;)

名古屋市などは、確か2年間で相談支援センターの委託契約が切れて。

やっている所も含めて、運営の企画コンペで再委託先を決めているのですが。

知多の相談支援センターは。どこも委託受けたら受けられっぱなし。

その機能の点検もされず。1度委託された事業体が延々運営します。

このままでいいでしょうかね?当事者の皆さん!


僕としては。

知多で地域支援やっていて。まだまだ困ると思う支援対象を障がい分野で考えると。

・15歳以前の子どものミドルスティ希望(親が40歳前後で長期入院する場合など)

・精神の急性期、発達障害のパニックなど突発的不安定時の緊急引き受け

・医療的対応が必要な方の支援体制

この辺りが、今の制度では、穴に落ちているニーズであるように思います。

それをバックアップ出来る、出来れば相談支援センターと一体的に運用されるセンターが。

「安全安心コールセンター」と言われているモデル事業の目指すべき方向だとずっと思っていて。

その具体的提案を形にしてみようと。この「星名池テラス」を作りあげました。


この機能が、3万人位の生活圏に1つずつ出来るということが日本中出来たら。

入所施設を20人定員に小規模にして日本中に作ろうみたいな。

先祖返り的議論は不要だと思うのですが。


さてさて。建物出来たは、うれしいけれど。登山ならまだ5合目。

横浜市発達支援センター所長の小林信篤さん、はるにれの里の佐藤貴志さん、
そして、山口久美さんという贅沢な面々にケアコンサルしてもらった成果を。

今から発揮する時です。

発達障害の方の場合。

入居してから徐々に様子を見ながら環境を用意し。

いい暮らしに馴染んで行くといいねっていう発想ではダメ。


初日に。その人にあった環境、タイムスケジュール、ワークシステム、人材の質。

それらがかみ合って用意されてないと。

ここは、自分の落ち着ける場所でないと思われたら。

もう、下手すると新しいホームを作るまで、再チャレンジ出来なくなるくらいに。
もっと下手すると、ホームと聞くと不安定になっちゃうくらいに。

こじれちゃう可能性があるわけです。

そうならないように。

準備がすべてという気持ちで。入居初日に備えないといけない訳です。

連日準備をしている生活支援センターのむそうスタッフは。

あれこれをケアコンサルで教えて頂いたことを振り返りながら頑張っています。

この過程こそが。

そうは言っても住み始めたら起こる様々なことに。

きちんと対応出来る力を付けさせるのだと思って、頑張って欲しいです。


もう1軒のホームも近日中に完成予定。楽しみやぁ。
posted by toeda at 21:50| 愛知 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 社会福祉法人むそう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
1月10日の講演を1月13日のふわりんクルージョンに参加させていただきました。

 現在もまだ感動と興奮で、心が揺さぶられたままです。むそうさんの取り組みが、本当に地域に必要だと思います。

 朝日を初めて見た時の赤ちゃんの写真の映像が、目をつぶると浮かんできて、心が突き動かされる気がします。

 野田市でも頑張ります。 
Posted by 永田洋 at 2013年01月20日 21:44
永田洋様>ふわりん、ご参加ありがとうございました。

地域共生協議会の活動にもぜひ、ご参加下さいね。
Posted by とえだ at 2013年02月01日 16:20
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