色がつくと、真っ黒の胴体に、透き通った羽になるクマゼミですが、幼虫の殻から出
てきたばっかりの時は、とてもきれいなうぐいす色です。
先日、ソフトボールのナイターをやった半田中学の植木にぶら下がっていました。
当日は雨が降っていましたが、このクマゼミはまったく濡れていませんでした。
そんな状態も見越して、木の下に卵を産んだお母さんセミは偉いととても感心です。
クマゼミを見ると、僕はいつも、太田市立南小学校5年生だった時の夏休みを思い出します。
その夏、僕は群馬から東京に出て、夜行列車に乗り、初めて一人で熊本の祖父母の家に遊び
に行きました。
熊本では、水前寺公園の近くの祖父母の家に寝泊りし、熊本城に行ったり、阿蘇に行ったりも
しましたが、普段はもちろん、皆忙しいので、ひとりで遊んでいました。
その遊びのひとつとして、夏休みの宿題で提出しようという企みも手伝い、昆虫採集に夢中に
なりました。
その時の僕は、まさに初代甲虫王者・ムシキング。
カブトムシや各種クワガタなどを中心に、たくさんの虫を採集し、100円で売っていた、
変な薬品と注射器が入っている「昆虫採集セット」を片手に、標本を作りました。
今だから懺悔しますが、中には、死ぬのを待ちきれず、生きながら変な薬品を注射されて、
標本になった虫もいました。ご、ごめんなさい。(−−;
夏が終わり、群馬に帰って昆虫の標本を学校で見せたとき。大騒ぎになったのが、実は、
クマゼミなのです。
このHPを見て下さい。http://www.nat-museum.sanda.hyogo.jp/semi/kumazemi.html
愛知県の人も、結構、知らなくて、「へ〜!」と言う人が多いのですが、クマゼミは、西日本
にしか生息していません。群馬県太田市にはいないようです。
ですので、僕の持ち帰った、黒くてアブラゼミより大きなセミの標本は、ほとんどの人にと
って初めて見るセミだったのです。他のクラスの先生達もとえだの標本を見て来なさいと
クラスの生徒におっしゃったようで、休み時間になると、たくさんの生徒がやって来たのを
覚えています。僕は、その生徒達に、いちいち、クマゼミの鳴きまねをして、熱く説明を
してあげました。
で。今だから懺悔しますが。あるお友達が、「クマゼミの餌は何なの?」と質問してきました。
その頃の僕は、勉強不足で、木につかまっているのは休んでいるのだと思っていました。
まさか、セミが樹液を吸っているなんて思っていなかったので、答えに詰まりました。
「うっ」とうめきながらも、その頃の僕は、すっかり昆虫博士だということになっていた
ので、答えないわけにはいきません。そこで、「うーん」と考えて、熊本らしい、群馬には
ないものを食べていることにしようと思いました。
僕は、わざと熊本弁で言いました。「クマゼミが何食べてるか、知らんとね?」皆がかたずを
飲んで僕を見つめ、頷きます。僕は言いました。
「クマゼミは、辛子レンコンば、食べとるとよ!」
「へ〜!」皆驚愕です。そして、納得です。口々に辛子レンコンだってさと言い合い、驚いて
いました。そして、それを知っていた僕を皆が尊敬の目で見ていました。
ご、ごめんなさい。クマゼミは、辛子レンコン食べません。僕が好きなだけでした・・・
ああ。26年の時を越え、懺悔した。ちょっとほっとした。
太田市立南小学校の時の友達がこれを見ていましたら・・・。本当にお許し下さい。
あの頃の僕は、たいそう、悪い子でした。(T。T)
みんな、素直でかわいかったのですね
(もちろん、戸枝さんも!?)
甥っ子の通う幼稚園では
子どもたちに催促されて
保母さんがセミをつかまえる
そのセミは園児の手から手へ・・・
短い夏を終えるのだそうです(^_^;)
終わらせることがあります。
なぜか、半殺しで、口にくわえ、僕に見せに来ます。
ほめて欲しいのですよね。きっと。(−。−;
鳥取というと砂丘。という単純な連想ゲームで、
緑があるという気がしませんでしたが、自然が
豊かなんですね。
ちなみに海もきれいでしたよ!透明度がすごくて、100メートルくらいむこうまで見渡せました。
行動援護ガイドブックを作るときにも県庁の皆様
に大変お世話になりました。
自然に恵まれ、人にやさしい鳥取県。
いいところですよね。飛行機乗れば、東京もすぐだし。
(ーへー)?
間違い書き込みかわからないから、削除せずに、
まじめに答えますが。。。
せみは、かぶとむしなどと違って。
自然の樹液でないと、吸わないと思います。
飼うのが難しい。
どうしてもなら。
鉢植えとかの木をセミの入っている大きなかご
に入れるしかないかと。
木は、サクラとかケヤキがいいんじゃないかと。