2007年12月01日

動くところと留まるところとの巻き

守るか攻めるか!

昔から。その判断が歴史と存亡を分けるわけでございますが。

いまだに障害者自立支援法で軽度障害者も入所施設に新規に入れる
ようにしろと運動している福祉人なのに人権意識の欠けらもない
化石のような人達がたくさんいる中。

国があてにならないなら、自分達で稼いで障害のある方となんとか
生き抜いて見せるさという力強い動きをする団体もたくさん出てきて
いるわけです。

昨晩。東京:虎ノ門にある日本財団ビルで「キリン」の社員さんを
招いての勉強会がありました。

毎日新聞の野沢和弘さんがセッティングして下さいました。

講師は大ヒット商品「氷結」(缶チューハイ)開発チーム
佐野環さん。業界では「氷結の母」と言われるカリスマです。

画像-0055.jpg

商品開発の生々しい様子。どうやって飲む人の心を掴む商品開発を
するのか。本当に本音で開発者の葛藤までを交えてお話頂きました。

個人的には、ブレインストーミングの様子がとても興味深かった
です。

「バカバカしいことを言っても否定しない」
「相手の意見を尊重する」
「年齢や役職などをアイデア出しでは持ち込まない」

いい会議をするための重要な要素は、定理のようにあるのですね。

日本財団チームも皆さん参加で、ふむふむと話を聞いておりましたが。

その日本財団助成金の障害者自立支援法対応の新しい形。

「働く車」プロジェクトも動き出しました。

障害者自立支援法の最大の評価点は規制緩和だと僕はずっと
言っている訳ですが。


通所系サービスはもう、建物にしばられる必要もなくなったわけで。

車で移動販売をする作業所などということも可能はわけで。

そこにいち早く目をつけた、日本財団が車の助成として(授産設
備で申請になりますが)働く車を助成しました。

第一号は、なんと「さぬきうどんカー」

丸亀競艇で販売会もしたそうです。

(それぞれ↑クリックすると、日本財団HPにリンクしてあります)

先日。鳥取県に頼まれたコンサルティングで。ある作業所に働く車
シリーズの話をしたら、鳥取の限界集落に日用品や生鮮食品を売って
まわる仕事を作業所としてやりたいと言われ感動しました。

障害のある方が限界集落を支える。

地域にも、政治にも、行政にも、誰からも障害のある方の存在が感謝
される、なんて素敵な企画提案でしょうか。

こんな動きが、企業人などから学びながら、助成金団体などに後押し
されながら、どんどん日本中に広がることを願います。

皆さんは、守る?攻める?

ちなみに。むそうは「ラーメンカー」を日本財団に申請致しました。うふ。
posted by toeda at 14:21| 🌁| Comment(8) | TrackBack(0) | 福祉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なるほど♪
とと・・はじめましてのコメントです。
うどんカーにラーメンカーいいですね!・・よだれが・・;

以前、私たちもロバのパン屋さん+やぎのゆうびん屋さんなんてどうかと思っていたんですが、動物(授産設備??)の申請はいかんのでしょうかね^w^
 私たちの周りにも、変化を望まない方も多いのですが、こんなにおもしろい事業展開=楽しく選べる活動が増やせるチャンスなのになぁと思います。
私たちは当然・・攻めたいです♪
Posted by にんにん at 2007年12月02日 12:37
にんにん様>動物。別にありだと思いますが。
県の判断次第でしょう。

自立支援法を推進するための予算というのが
1200億円、昨年末に用意されて。

その予算は、新体系に対応する事業所が例えば
お店をやりたいとか考えたら、そのお店や備品の
整備をするのにお金を使えたりします。

この備品ということで。

例えば群馬県では「パン屋さんカー」を認めて
すでに動き出しています。

そう考えると。

例えば、犬のブリーディングをするとして。

犬舎と種犬(っていうのかな)を授産備品として
補助金で整備するとか。

例えば、障害者を含め、地域開放された乗馬スク
ールを始めるとして。

乗馬場と乗馬を授産備品として整備するとか。

国は特にダメじゃないと思います。
県の担当者の判断次第でしょう。

ロバのパン屋いいですよね。
子ども達が喜ぶし。
障害のある方にはアニマルセラピーになるし。


Posted by とえだ at 2007年12月02日 16:08
屋台ラーメンカーで常滑や蒲郡でも美味しいラーメンが販売できたらいいですね
Posted by KURO at 2007年12月03日 17:19
「障害のある方が限界集落を支える。」ですか…、いいですね。

地域に出向いて住民の困っていることとか要望とか聞いていますと「高齢で除雪ができない」とか「庭の手入れをする時間がない」とか「道路脇の産廃が気になる」とか…、それってうちの施設の利用者さん手伝えるじゃんって思ってて。
これまでは社会に支えられる存在だった「障害者」が地域を支えるマンパワーになるんじゃないかって、その仕組みを考えたいと思っとりました矢先の戸枝さんの記事。

また一つ勇気をいただきました。
Posted by なゆた at 2007年12月05日 22:53
KURO様>蒲郡は、俺の島じゃけんの〜!と威嚇
している隅にしか置けない男がいますので。

むそうは常滑競艇で。ぜひぜひ。

競艇のボートのゼッケンが好きな自閉の方々に
そこで働いてもらったらパラダイスですね。(^^)

なゆた様>これからの超高齢化社会では、体が
元気なら、いくらでも役割をもらえる気がしま
すよね。

体が動かない人はふつうの人になるし。(^^)

後20年位で、高齢者と障害者で人口の過半数を
越えるらしい。

「弱者」なんて言われていた人達がマジョリティ
になる社会。どんな社会になるのか。
ちょっとわくわくしますね。
Posted by とえだ at 2007年12月06日 11:54
丁寧なお返事ありがとうございます!

うーん!正直悔しいです。
そんな発想まで、なかなかたどり着いたことが
ありません;;

発想次第で、ぜったい未来は明るいですね!
ロバ材派遣業、進めてみます^U^

Posted by にんにん at 2007年12月12日 01:40
お久しぶりです。明日いよいよ2年ぶりの東京帰省♪帰る度に変わって行く街、特に地下鉄が増えていたりとかには驚きます。前回、浦島太郎状態で家族を引き連れて銀座の地下を迷った挙句、都営地下鉄(だったと思う)と銀座線の改札を一つの切符で通してくれた駅員さん達の優しい応対には感激しました。中央線の吉祥寺駅から保谷行きに乗ったつもりで花小金井に着くまで全く判らずに西武バスの運転手さんから”お代は電車賃にしなさいよ。”と負けて貰った時も夫の”おいおい大丈夫か?”の視線は別として有り難かったし。

なんて、武蔵野のローカルな話を愛知の戸枝氏へ書き込みするのも変なのですが、私が言いたかったのは異国へ移民?してやっと判った故国の優しさ、暖かさを未だ若くて忙しさに感けていた私には見過ごされていたのが悔やまれてなりません。生まれてからずっと同じ家、街で暮らして何処かに行きたくて仕方が無かった。地方の人が都会を目指すのに似た感情なのでしょうね。というか東京は生まれ育った地でも、私には目まぐるしすぎたんだろうと今になって思いますが。満員電車は世界で一番苦手です。でも期間限定の滞在中は、それさえも楽しめそうな気がします。
Posted by さおり at 2007年12月13日 14:56
にんにん様>ロバが昔ネットで売っていたのを
見たことがあります。50万円位だったか・・・

安いのか高いのかわかりませんよね。(^^;

さおり様>本当に。日本の親切心というか、
サービスの良さってすごいらしいですね。

日本のお店などのサービスはすごいとアメリカに
行って改めて思ったと、レッドソックスの松坂
投手も先日でTVで言っていました。

日本にもいいところはたくさんある。
もっと自信を持った方がいいですよね。
Posted by とえだ at 2007年12月21日 13:14
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