もちろん。僕がではありませんが・・・
僕は母子家庭でお母さんが亡くなった方の未成年後見人をしているの
ですが。
その後見をしている本人さんが成人になったのです。
この間。養護学校の同級生達と成人を祝ったとのこと。
彼の養護学校の同級生は良い方が多く、彼のお母さんが入院していた
ときも何かと支えて頂いた記憶があります。
そんな多くの仲間と成人を迎え。
その様子をお母さんもきっとどこかから、あのやさしい笑顔で満足気
に見ていることでしょう。
地域で暮らすこと。今まで歩んだ人生やそこで得た仲間から切れない
で暮らし続けること。その刺激の中で彼が豊かに育てられること。
それを支える地域支援という仕事。とてもやりがいのある仕事です。
彼が3月の誕生日を迎えると、後見人が僕から法人後見に移るように
お母さんと遺言書を作成してあります。
今までも財産管理などの後見は業務委託契約を結んで、NPO法人地域
福祉サポートちたにお願いしてきましたが、これですっかり僕はお役
ご免です。
ほっとするのと。何となくお父さん気分だったので寂しいのと。
養護学校の保護者面談に行ったりしていると、何か不思議な気持ちで。
本人に会うと、何か、自分がしっかり彼を護らないといけないんだと
愛おしい気持ちになってしまったりしました。
その彼に対する愛おしさを共有するスタッフやヘルパー達が、運動会
などにお弁当を作って応援に行ってくれたりしたのも感動ものでした。
我が子に人の垣根「人垣」に囲まれるふつうの暮らしを続けさせたい!
お母さんの想いを成人を機に、さらに大きな輪にしたいものです。
そうだ。俺は何もしていない。覚悟をしただけ。
後は、弁護士さんやサポートちたさんやスタッフ
やその他もろもろ・・・いろんな人が実践した。
うっ。