何もカキコしないうちに。6月が終わろうとしている。発信することに、かなりやる気を失っているので。。。Blog閉鎖も考えたけれど。
「Blog止まってますね・・・」と。たくさんの人が声を掛けて下さるので。
情報発信しないととか。していないことが苦になるとか。
そういうことをプレッシャーに感じずに。気にしないという前提で。
今しばらくBlogを続けようと思います。
facebookだけにして。実名で繋がれる人とだけ、やり取りしようかとも考えています。
全国とか全日本とか。全部やめたので。
説明責任とか、情報を出すべき立場とかないから。
もう、「情報を出したくない」という前向きな気持ちも持ち始めています。
どうするかなぁ。まあ。しばらく悩もう。
さて。そんな訳ですが。むそう利用者の皆さんだけでも、説明責任があることを。
今日は、今後の僕のやりたいこととして。説明。
東京にむそうが展開するとして。そのミッションなんですが。医療ケアが必要な。超重症児と呼ばれる子ども達への支援。それが出来る支援事業所を。在宅の診療所と訪問看護とむそうとで。
法人は別々なんだけれども、高度は連携をして、有機的に。動かすシステムを作りたい。
そういうチャレンジをします。
介護事業所どころか。訪問看護でさえ。
医療法人が(病院が)赤字補填しないと成り立たないというのが業界的常識。
それをそれぞれ単独で黒字にした実績がある人間がチームになって。
独立型での採算取れる経営モデルを作って、社会に提案出来れば。
それぞれの機能は、連動していないだけで、多くの街にはあるのだから。
同じようなチームが。全国に出来るのではないだろうか。
そういう想定をしているので。あえて、独立した法人同士が。
連携するという運営モデルにしました。
在宅診療所である、「あおぞら診療所」のDrの指示書の下。
それで動く「訪問看護ステーションそら」の看護師・リハの人達に。
出向でむそう事業所に来て頂き。
むそう自前の介護職と連携して事業所の現場で動くという形。
これがうまく行けば。介護事業所は、看護師を自前で雇い、育てなくてもいい訳で。
そうなると。医療福祉連携のハードルが。すごく低くなるんじゃないか。
そういうチャレンジな訳です。
↑の図にあるように。
NICU(新生児集中治療室)が。
東京の場合とにかく一杯なので、早期に出ないといけなくて。
小児医療機関も満杯。重身施設も満杯。行き所がなく。
例えば、人工換気(いわゆる呼吸器)が必要という状態の子どもであっても。
まったく、障害に関する知識もない、障害児が生まれるとも思っていなかった両親と。
自宅に。いきなり帰ることになるわけです。
こんな感じで。自宅に。両親と超重症児の子どもが帰るわけです。
そこに。在宅診療のドクターが来たり。訪問看護が来たり。ヘルパーが来たりすると。
家族も。子ども達も。きっときっと。
その状態を。大変だけれども、何とか未来に向けて展望するでしょうが。
現状は。そういった支えが。まったく足りていないのです。
この問題に先駆的に関わり。今回むそうと事業連携して下さる。
あおぞら診療所墨田
http://www.aozora-clinic.org/ の前田浩利先生によると。
東京で、在宅になっている超重症児は、1500人はいるのではないかと。
1500人もの子どもが。家族に一身に支えられて暮らしている。
ずっと。抱っこしていないといけない子どもも。
ずっと。呼吸器の管理が必要な子どもも。
家族に一身に支えられて暮らしている。
それでいいのか? それでいいのか! ということへのアプローチをするのです。
以前から。むそうでも勉強会を開いていただいたりして。
医療ケアについていろいろ教えて頂いていた、愛媛:松山のほのかという訪問看護の。
梶原厚子さんが。愛媛から東京に移り。
前田先生達と組んで、この問題にアプローチするにあたり。
2月に突然。「むそうと東京でやりたい!」と声を掛けて下さり。
僕も、瞬時に、深く深く。僕が次にやりたいことは、これだと思い。
飛び込むことにしました。
そのために。このために。
いろいろなことを。たくさんの方に迷惑掛けながら整理しました。
それからは、まさにBlogを更新する時間もなく(言い訳(^_^;))。
ひたすら。事業所開所のための手続き。
今年始めるための人の募集。むそう東京本部事務所の開設。
施設の改修整備計画。整備費の助成金などの書類作成提出。
法人の都道府県をまたぐ経営のための手続き(愛知県から東海厚生局認可へ)。
都庁への事業所届け。都の補助金制度などの学習と解釈の協議。墨田区との協議。
来春の東京での新卒採用希望者向け企業展参加(新宿駅前と東京ドームのホール)。
企業展で出会った、来春の採用希望者に愛知に来てもらっての実習や面談。
etc、etc・・・を。
超特急で。スタッフでチームになって。準備して来ました。
本当に。最近のむそうスタッフの成長ぶりは。すごい。
大丈夫かなぁと思いましたが。しっかりと乗り切りました。
梶原さんが、愛媛で行っていた。
僕達が東京で作るサービスの原型となるサービスのイメージがわかる資料です。
「医療ケアが必要な乳幼児の個別支援計画に基づいたデイサービスの構築」 子どもの居場所となる。お友達や家族以外の人と出会える場を作り。
医師・看護師とチームになって、僕達介護職もお家へ訪問させて頂く。
そういう仕組みを作りたい。
そして東京で学ぶノウハウが。
愛知での。看取りまで責任が持てる地域支援システムの構築というテーマに。
どうしても必要な医療ケアというピースに。力強くなることで。
出会ったからには、まさに一生涯寄り添えるむそうになりたい。
そう思っているのです。
7月から。いよいよ「むそうTokyo」のスタッフ達が。
訪問看護の方と一緒に。子ども達の所へ伺わせて頂きます!
7月4日に。梶原厚子さんに。「むそうAichi」スタッフも一緒に。
東京のむそう浅草事業所にて。医療ケア研修をして頂きます。
家族いないと地域に残れない。就労支援やホームヘルプしか提供しない「在宅支援事業所」。
そうではなくて。
そういう単価のいい。夜勤をしなくてもいいサービスしかしない事業所じゃなくて。
むそうが目指しているのは。家族がいなくなっても。
障がいのある本人が、私らしい暮らしを、暮らしたい地域で最期まで継続できる。
とりわけ暮らしの場の充実を大切にした「地域支援事業所」です。そのためには。医療と福祉の地域連携は。必須の課題です。
そこに向けたチャレンジを。理事会にも「頑張れ」と言っていただき。
スタッフ一同で、やろう!と決めた訳です。
相当、緊張度とリスクの高いチャレンジですが。
むそうスタッフがみんな。前向きにまえむきに取り組んでくれているので。
きっと。前向きなまえむきな実践になると確信しています。
あおぞら診療所の皆さんが探して整備し。「むそうさん使って」と紹介下さった。
有り難いありがたい。むそう東京事務所の屋上からは。
今話題のスポット。スカイツリーも見えます。
むそうがやることで。この問題に興味を持って下さる方が増えたらいいなぁ。
医療福祉連携が当たり前になり。
医療ケアがガシガシ出来るヘルパーや地域支援事業者がドシドシ育つといいなぁ。
来年の秋以降位に。スカイツリー狂想曲が落ち着いた頃に。
見学も受け入れられるように。頑張りたいと思います!
むそうAichiの障がいのある利用者の方が。
むそうTokyoのスタッフに支援されてディズニーランドへ行くとか。
そういう連携が出来たら素敵だなぁとも夢想します。
NPO法人ふわり(日本地域共生協議会)の方で。
昨年。キックオフフォーラムをやったままになっちゃっているのですが。(>_<)
行動援護ハウスのことも。だいぶ。進んでいますので。
この超重症児への実践報告なども含んで。
学習の機会を今年度中に持ちたいとも思っています。